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最近、アドラー心理学に基づいた「子育て」の
本を数多く読みましたが、「お父さん」の本が
多かったのです。
でも、「お母さん」が書かれた本を読みましたので
ご紹介させて頂きます。
その本は、
『ほめるより子どもが伸びる
勇気づけの子育て』(著者:原田綾子)
です。
以前発売された、
『子どもの「自信」と「やる気」を
ぐんぐん引き出す本』(著者:原田綾子)
を、改題して文庫化された本です。
小学生と幼稚園のお嬢さまを「子育て」中の
著者が、日々さまざまな子どもの行動に
振り回されている同じ「お母さん」を
勇気づけてくれる内容が、ぎっしり詰まった
本だと感じました。
「子どもをほめて育てる」といった本もある中で、
「ほめる」ことによる弊害も説明されています。
子どもは、ほめられると次もほめられようとして
行動しますが、ほめられなかったりごほうびが
なかったりすると、その行動をしなくなります。
ほめるのは、「結果が良い」時だけになるため
「結果が悪い」時にはほめることができないからです。
また、ほめられてばかりいると、
ほめられなくなることでほめられない自分に
「×」をつけてしまうかもしれません。
ほめてばかりでも、ほめたりほめなかったり
することで、結果的に子どもに対して「勇気くじき」を
してしまうのです。
その代わりに、結果が良くない時でも出来る
「勇気づけ」の効果を分かりやすく説明されています。
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著者のHPやブログで紹介されている
「ほめるな危険 勇気付けの子育て法」は
この本に書かれている内容を物語っていると
思いました! (笑)
また、著者が体験されたエピソードや
講座や公演に参加されたお母さんたちの声を
ご紹介されています。
アドラー心理学の理論の紹介にとどまらず
実体験からの子どもの変化やお母さん自身の
気持ちの変化まで紹介されていることが
現役のお母さんには大変心強い1冊になると
思います。
最後に、この本を手にとってお読みになり
実践されても、失敗することもあるかもしれません。
しかし、そんな時でも著者はお母さんに対して
勇気づけてくれる言葉を、第5章でたくさん
投げかけてくれます。
同じお母さんである著者から勇気づけを
たくさんもらえるこの本は強い味方になると
私は強く思います!
著者の原田綾子さんにメッセージをサインを頂きました!
v(^_^)v
また、原田綾子さんのホームページ
およびブログは以下でご覧頂けます!
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